Bootstrap4 tooltip(ツールチップ)の使い方を徹底解説

記事にはプロモーションが含まれる場合があります。

ここでは、Bootstrap4で用意されているTooltip(ツールチップ)を利用した、ヒントや注釈表示の作り方を解説します。
 


 

簡単なヘルプ・ヒントを表示するときに使えそうですね。

 


 

合わせて読みたい記事

BootStrap4の基本・環境設定から実施したい方はこちらの記事をご覧ください。
https://webst8888.com/css-bootstrap4-howto/
 
Bootstrap3系でのtooltipの説明はこちらの記事をご覧ください。
https://webst8888.com/bootstrap3-js-tooltip/

ツールチップTooltip

ツールチップとは、対象の要素にカーソルを合わせたときに小さな領域を表示するJavascriptです。カーソルを対象の要素から外すと表示が消えます。

■表示例


 

Bootstrapでは、任意の要素にカーソルを合わせたときに上・下・左・右など好きな位置にツールチップを表示することができます。
 

■上記のソースコード

合わせて読みたい記事

BootStrapでは、似た機能でポップオーバーというコンポーネントがあります。ポップオーバーは、対象の要素にカーソルをクリックしたときに小さな領域が表示され、もう一度クリックすることで表示が消えます。


 
https://webst8888.com/bootstrap4-popover/

 
 

ツールチップのソースコード解説

ここでは、ソースコードの簡単な解説を行います。
 

BootStrap4 Tooltipの解説

  1. ツールチップを表示させたい要素にdata-toggle=”tooltip”を指定、title属性にツールチップの表示内容を指定する。
  2. ツールチップを表示する位置(上下左右)は、data-placement属性で指定する。
  3. tooltipを起動するjQueryを記述する

 
 

ツールチップの中身をHTMLで記述する方法

Bootstrap4では、Tooltipの文言をHTMLで記述できるようになりました。これにより、チップの中に装飾やリンクなどを入れることができます。


 

■上記のソースコード

ツールチップのソースコード解説2

BootStrap4 Tooltip HTMLの解説

  1. ツールチップを表示させたい要素にdata-html=”true”を指定する
  2. title属性にツールチップの表示内容をHTMLで指定する。

data-html=”true”を指定しないと、そのままHTMLとして表示されるので注意しないといけませんね。
 
Tooltip data-html="true"の記述がないためHTML文が表示されている

 

■使い方の詳細は下記の公式ドキュメントをご参照ください。
tooltips | Bootstrap 4.3
 

動作の原理を理解しようとすると少し難しくなるので、まずはサンプルのコードをコピー&ペーストして、文言を変えたり微調整しながら覚えていきましょう。

まとめ ヒント表示が必要な際にツールチップを検討しよう

いかがでしたでしょうか。
 

今回は、グリッドシステム・レスポンシブデザインで有名なCSSフレームワークBootstrap4のTooltip(ツールチップ)の使い方をご紹介しました。
 


 

使用頻度が低いためここでは割愛しましたが、ほかにもいくつかの使い方があります。公式サイトにも使い方の詳細が掲載されていますので、参考にしながら活用してみてください。
 

tooltips | Bootstrap 4.3
 

ツールチップとは、対象の要素にカーソルを合わせたときに小さな領域を表示するJavascriptです。カーソルを対象の要素から外すと表示が消えます。ヒントやヘルプ表示が必要なWebページに利用できますので覚えておきましょう。
 

まずはサンプルのコードをコピー&ペーストして、文言を変えたり微調整しながら覚えていってみてください。
 

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。