Bootstrap4 テーブル(table)クラスの使い方を徹底解説

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ここではBootstrap4系でのテーブル(table)クラスの使い方を説明していきます。

テーブルtableに関するBootstrapのクラス

BootStrapのテーブルスタイルを適用するには、table要素に対してclass=”table”という形式で指定します。table-xxxxxを追加してオプションをつけることができます。

クラス 意味
必須 table ブートストラップ用のスタイルのtableを使う
オプション table-striped 1行ずつストライプのように背景色をつける
table-bordered テーブルとセルの全てのサイドに線をつける
table-borderless テーブルの枠線を非表示にする
table-hover マウスがホバーした時に背景色をハイライトする
table-sm テーブルの行の高さを狭くする
table-responsive コンテンツ幅を超える部分に横スクロールをつける
table-responsive-{プレフィックス} ブレークポイントを設けて、コンテンツ幅を超える部分に横スクロールをつける
table-dark テーブルの背景色を黒色にする
thead-dark thead部分の背景色を黒色にする
thead-light thead部分の背景色を灰色にする
table-{color} 設定した箇所に背景色を設定する
bg-{color} 設定した箇所に背景色を設定する

それでは、tableの使い方についてそれぞれ個別に説明していきます。

基本のtableクラス

tableの基本形はtableにtableクラスをつけます。
<table class=”table”>….</table>

■表示例
Bootstrap4 table
■ソースコード <table class=”table”>….</table>

オプションクラス table-striped

tableクラスに加えてtable-stripedを指定すると、テーブルがストライプになります。
<table class=”table table-striped”>….</table>
■表示例
Bootstrap4 table-striped
■ソースコード

オプションクラス table-bordered

tableクラスに加えてtable-borderedを指定すると、テーブルとセルの全てのサイドに枠線がつきます(横枠線に加えてたて枠線がつきます)。
<table class=”table table-bordered”>….</table>

■表示例
Bootstrap4 table-bordered
■ソースコード

オプションクラス table-hover

tableクラスに加えてtable-hoverを指定すると、マウスオーバーした時に行がハイライトされます。
<table class=”table table-hover”>….</table>
■表示例

■ソースコード

オプションクラス table-sm

tableクラスに加えてtable-smを指定すると、テーブルの行間が小さくなります。
<table class=”table table-sm”>….</table>
■表示例
Bootstrap4 table-sm
■ソースコード

(※)Bootstrap3系ではtable-condensedでしたが、bootstrap4系ではtable-smに変更されています。

オプションクラス table-responsive

テーブルに横スクロールをつけてレスポンシブテーブルとする場合は、tableタグをtable-responsiveで囲みます。
■表示例

■ソースコード class=”table-responsive”

(※)なお、テーブル内の文章を折り返したくないカラムにtext-nowrapクラスをつけます。(ここではtable要素にtext-nowrapをつけた例(テーブル内の文章を折り返さずに表示)です)

(参考)text-nowrapクラス
bootstrap4 textnowrap
特定のセルにtext-nowrapをつけるとその行の折り返しがなくなります。
■表示例 (ここでは、「26時間のライトコースです。26時間のライトコースです。」の部分)にtext-nowrapをつけています)

オプションクラス table-responsive-{プレフィックス}

ブレークポイントを設けつつ、テーブルに横スクロールをつけてレスポンシブテーブルとする場合は、tableタグをtable-responsive-{-sm|-md|-lg|-xl}で囲みます。
■表示例 table-responsive-md(767px以下でレスポンシブ)

■ソースコード class=”table-responsive-md”

オプションクラス table-dark

tableクラスに加えてtable-darkを指定すると、テーブルが黒色になります。
<table class=”table table-dark”>….</table>

■表示例
Bootstrap4 table-dark
■ソースコード

オプションクラス thead-dark、thead-light

thead要素にthead-dark、thead-lightを指定すると、それぞれヘッダーすると、thead行がそれぞれ黒色・薄い灰色になります。
<table class=”table table-dark(thead-light)”>….</table>
■表示例 thead-darkを指定した例
Bootstrap thead-dark
■ソースコード

■表示例 thead-lightを指定した例
Bootstrap thead-light
■ソースコード

オプションクラス Contextual classes

テーブルの各行や各セルに対してtable-{color}を設定することで色を設定することができます。
■表示例(各行trにtable-{color}を設定した例。tdやthでも可)
Bootstrap table-{color}
■ソースコード

テーブルの各行や各セルに対してbg-{color}を設定することで、鮮やかな色を設定することもできます。
■表示例(各行trにbg-{color}を設定した例。tdやthでも可)
Bootstrap bg-{color}
■ソースコード

Bootstrap4とBootstrap3のtableに関する主な違い

Bootstrap4とBootstrap3のtableに関する主な違いをまとめました。

Bootstrap4とBootstrap3のtableに関する主な違い

  • テーブルの行の高さを狭くするbootstrap3のtable-condensedがbootstrap4ではtable-smになった
  • bootstrap4ではtable-darkが追加された
  • bootstrap4ではthaed-dark、thead-lightが追加された
  • bootstrap4では、ブレークポイントを設けたレスポンシブテーブルtable-responsive-{プレフィックス}が追加された
  • Contextual classesのクラス名が変わった。具体的にはbootstrap3では、クラス名「active」、「primary」、、、であったのが、bootstrap4では、「table-active」、「table-primary」、、、になった。

詳細は下記を参照ください。
Tables | Bootstrap 4.3

Tables | Bootstrap 3.3

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、グリッドシステム・レスポンシブデザインで有名なCSSフレームワークBootstrap(ブートストラップ)の4系のtableクラスの使い方の基本をご紹介しました。

クラス 意味
必須 table ブートストラップ用のスタイルのtableを使う
オプション table-striped 1行ずつストライプのように背景色をつける
table-bordered テーブルとセルの全てのサイドに線をつける
table-borderless テーブルの枠線を非表示にする
table-hover マウスがホバーした時に背景色をハイライトする
table-sm テーブルの行の高さを狭くする
table-responsive コンテンツ幅を超える部分に横スクロールをつける
table-responsive-{プレフィックス} ブレークポイントを設けて、コンテンツ幅を超える部分に横スクロールをつける
table-dark テーブルの背景色を黒色にする
thead-dark thead部分の背景色を黒色にする
thead-light thead部分の背景色を灰色にする
table-{color} 設定した箇所に背景色を設定する
bg-{color} 設定した箇所に背景色を設定する

公式サイトにも使い方の詳細が掲載されていますので、参考にしながら活用してみてください。
Tables | Bootstrap 4.3

今回は、以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。